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2015/06/03(水)
がんばったBOX?
神田ピアノ教室では、どんなに小さなお子様でも五線の音符を読んでもらっています。つまり、音符にドレミ・・・と音名をかくことや、色を塗ることを禁じています。音名を書いたり色を塗ってしまうと、そちらの方ばかりを見てしまって、五線の音符を読まなくなってしまうからです。
テキストが1冊、2冊と進んでいくと、学習する音も増え、弾く曲も難しくなり、急に進度が落ちてしまうこともしばしば起こります。習い始めの皆さんが通る道なので頑張ってもらうしかないのですが、少しでも前に進んでもらえるよう、「がんばったBOX」なるものを導入しようかと考えています。
それは、テキストが1冊終われば、ご褒美をもらえるというもの。高価なものは用意できませんが、文具を中心にそろえようかなぁと考えています。ピアノ教室なので、音楽に関係するイラストのものがいいなと勝手に思っていますが、そうなると、男の子には喜んでもらえないなぁと思ったり・・・。
まだまだ思案中ですので、どうなるかわかりません。ピアノを学習している皆さんに上手になってもらいたくて、日々考えています。
2015/06/04(木)
数えながら弾けますか?
少し前にメトロノームのお話をさせていただきました。一定のテンポで曲を仕上げる為に、メトロノームは有効です。しかし、練習に入ったばかりの曲では、メトロノームに合わせて弾くなんて至難の業・・・。
突然ですが、皆さんは、今練習している曲を数えながら弾くことができるでしょうか?
数え方は1,2,3,4・・・や1と2と・・・、123,223・・・曲の中に出てくるリズムによって様々ですが、正しいリズムで弾くためには、数えながら弾くことが重要です。
学校の合唱コンクールでは伴奏者に選ばれている中学生の生徒さんは、新しい曲を学習する時は必ず数えています。テンポはゆっくりであっても、リズムの間違いはありません。また、ピアノを始めて2年ほどの生徒さんですが、自分で難しいと感じた曲は、楽譜の中に数え方を書いています。やはり、リズムの間違いはありません。ゆっくりであっても正しく弾けている曲は、弾き込むことで速く弾けるようになります。逆に、リズムを取り間違えたまま長い時間をかけて練習していると、正しく直すのに余計な時間を取られてしまいます。結果、いつまでも同じ曲を練習していることになります。
同じ曲を長時間練習していると、譜読みの速さは遅いままです。新しい曲をどんどんこなしていくことで、ピアノは上達していきます。数えながらの練習をして、上達していきませんか?
2015/06/06(土)
忘れ物が多すぎです!
最近のレッスンで気になっていることがあります。あまりに目に余るので、ここで記すことにしました。忘れ物をする人が多いです。
小学生までのお子様に用意しているレッスンノートや、出席カードの忘れものはまだいい方で、中にはレッスンで使うテキストを忘れてくる人も・・・。これはさすがにダメでしょう。がんばって練習してくれたと思うのです。それをレッスンできないまま次の週まで持ち越すと、モチベーションも下がってしまいます。レッスンに出かける前の少しの時間で、カバンの中の確認をするようにしましょう。
最後に保護者の方にお願いです。レッスン日の予定についてですが、レッスンノートや出席カードに記入させていただいておりますので、確認をお願いします。レッスンを忘れていたり、お休みなのにいらっしゃる方がちらほら見受けられます。
しっかりしているようでも、まだまだ保護者の方のサポートが必要です。お子様とのコミュニケーションを図っていただければと思います。
2015/06/09(火)
梅雨入りしました〜
ここ最近は30度を超える日があったり、肌寒い日があったりと、体調を崩す生徒さんをちらほら見かけました。そして昨日は、関東でも梅雨入りしましたね。
1人で自転車に乗って通われている生徒さんたちは、これから雨の日が多くなりますので、充分に気をつけていただきたいと思います。いつもよりも時間に余裕を持って、おうちを出てくださいね。
また、車で送迎をして下さる保護者の皆様も、路面が滑りやすくなっていますので運転には気をつけてお越しください。
梅雨が明ければ皆さんの大好きな夏休みが待っています。ピアノの練習もたくさんできる(?)夏休みです。体調管理をしっかりしていただき、梅雨を乗り切りましょう。
2015/06/16(火)
時間の共有
おうちでのお子様のピアノの練習に、保護者の方はどの程度関わっていただいているでしょうか?ピアノは、おうちでの練習が必要な習いごとです。1週間に1度、教室に通っているだけでは当然ですが上達はしません。
「今どんな曲を弾いているの?ちょっと聴かせて」と言う声かけをするだけでもお子様の上達は違ってきます。1日15分程度で良いのです。お子様とピアノの時間を共有してもらえれば…と思います。素直に上手に弾けていると感じたら褒めて下さい。、手の形が悪いと感じたら注意を促して下さい。くれぐれも、お子様がどんな曲を弾いているのかわからない・・・なんてことにはならないようにお願いします。
お子様と関われるのも限られています。中学、高校、大学と年齢が上がるにつれてお子様の方が忙しくなり、ピアノに限らず関わることが難しくなっていきます。今だからできること、今しかできないことを見極め、ピアノの上達に一役かっていただきたいと思います。
2015/06/18(木)
自分の音を聴く
最近とてもうるさくレッスンで言っていることがあります。それは「手の形」についてです。きれいな手の形から奏でられるピアノの音は、響きが美しいです。「ド」の音ひとつ弾いてみても、手の形や弾き方によって音の響き方が違ってきます。
電子ピアノでは、少し分かりづらいかもしれません。ピアノで練習されている方は、自分が弾いている音を意識して聴いてみましょう。どのような弾き方をすれば響きが美しいのか研究してみましょう。
コンクールなどを聴きに行くとよくわかるのですが、同じピアノで同じ曲を弾いているのに、音の響きは演奏する人によって全然違います。不思議ですね。
せっかく上達してきたピアノです。これからは1ランク上の演奏を目指して、響きを意識してみてください。その為には「自分の音を聴く」ことが大切です。
2015/06/19(金)
ピアノが上手な人とは?
皆さんが思う「ピアノが上手な人」とはどんな人でしょうか?指が速く動く人?、難しい曲を弾いている人?どちらもピアノが上手な人の大切な要素です。
指は速く動くけど音の粒が揃っていない、難しい曲は弾いているけれど表現力がなく「のっぺらぼうおばけ」で弾いている・・・これって本当に上手な人でしょうか?速くガチャガチャ弾いていると上手なように思えてしまいます。どんな曲でも速く弾けばいいというものではありません。速いテンポにばかり気を取られてつっかえ弾きをしている人は、つっかえ弾きをしない速さまでゆっくりにする必要があります。
読譜がある程度できるようになってくると、生徒さんの年齢や実力、強化したいテクニックなどにより、使用する教材が違ってきます。どの教材を使っていても目指すところは同じです。「弾きたい」と思った曲を自分で弾くことができる力をつけてほしいと思います。
2015/06/21(日)
ある大学で・・・
今日は文京区にある大学へお邪魔する機会があり、時間があったので学内をウロウロしていたところ、「あ〜もっともだなぁ」と思える言葉に出会いました。それは、その大学の学長先生が「学生の皆さんへ」という記事の中で書かれているのですが
目的意識をもって主体的に学んだ学問は生涯の財産となりますが、受身の態度で学業に臨むならそれは金銭と、時間の浪費に終わるはずです
実際には他にもいろいろと述べられていましたが、私はこの部分がとても心に残りました。4年制大学の学生さんたちに向けた言葉なので難しい表記になっていますが、もっともなことだと思いました。
ピアノの学習も同じことが言えると思います。目的意識をもつことはとても大切です。大げさなものである必要はありません。学校の授業で困らないように・・・であったり、発表会に出るため、合唱や合奏の伴奏をしたい、コンクールを目指したい・・・などいろいろあると思います。
生徒の皆さん一人一人の目的に向かって私も、精一杯のお手伝いをさせていただきます。時と場合によっては厳しいレッスンも覚悟してくださいよ〜。
2015/06/22(月)
意識をする
先週のレッスンでのことですが、高学年の生徒さんが「楽譜を見ながら弾けるようになったよ〜」と嬉しそうに報告してくれました。私は、手の形を整えることと、楽譜を見ながらピアノを弾くように毎回のレッスンで言っています。
よく見てみると確かに、鍵盤をあまり見ずに楽譜を見て弾けています。これはすごい!楽譜を見ながら弾くことで、楽譜の中で迷子にならずにすみます。ミスしたとしても即座に正しく直すこともできます。曲を覚え込んで弾いていると、ミスをした時に、楽譜のどこを弾いているかわからないので迷子になってしまうのです。あれっ、と思って楽譜に目を移しても、迷子状態では対応することができません。
この生徒さんがこのようにできるようになったのは、私に注意されたことを意識した結果です。どのように弾きたいのか自分が思わなければ変わることはできません。思ってもいないのに勝手にできちゃった!なんてことないですよね。
意識をするためには自分の状態がわかっていなければいけません。小さなお子様や低学年の生徒さんには、保護者の方の声かけが必要になります。レッスンノートに目を通していただき、注意されていることを意識できるように声かけをお願いします。すぐにできなくても構いません。意識をすることから始めていきましょう。
2015/06/24(水)
夏風邪にご注意を!
先週から小学生の生徒さんたちに、咳や鼻水など夏風邪のような症状が広がっていました。今週に入ってからは幼稚園生にも広がってきたようで、体の調子を崩している生徒さんが多く見受けられます。近隣の小学校では夏風邪が流行っているとのことです。
せっかくのレッスンですから、できればお休みは避けていただきたいです。本人の調子と保護者の方の判断でレッスンを受けていただければ良いと思うのですが、咳が出ている場合はマスクをつけるなどの対処をお願い致します。他の生徒さんの出入りもありますから、お互いが気持よくレッスンを受けるためにもよろしくお願い致します。
さすがにインフルエンザなど学校で出席停止を受けている場合は、本人の調子が良くても、病院での許可が出るまではレッスンもお休みしてください。
大きい小さいにかかわらず風邪はひかないのが1番です。日頃からうがい、手洗いの習慣をつけるようにしましょう。ピアノのレッスンから帰った時も、うがい、手洗いをしてくださいね。
2015/06/27(土)
1ヵ月前になりました
7月と8月のゆめりあホールでのステップまで1ヵ月になりました。1ヶ月後のステージで最高の演奏をするために、練習に励んでいらっしゃることと思います。
ステージに立たれる方にはいつもお願いしていることがあります。それは本番前に必ず、本番通りの洋服や靴を身につけた練習をしてほしいということ、新しい靴を新調される方はあらかじめ、その靴で歩く練習をしておいてほしいということです。日頃着慣れないシャツやブラウスを着て、腕回りが窮屈すぎて思ったように弾けなかったり、靴がブカブカで歩く格好が変になったり・・・・お子様の場合は特に注意が必要です。ちょっとしたことで演奏にも関係してきます。当日になって慌てないためにも本番前に2〜3回は、お辞儀の練習も含めて本番通りの練習をしてみるとよいでしょう。もちろんレッスンでも、お辞儀の仕方や椅子の合わせ方、1曲目と2曲目の間の取り方など練習します。
余談ですが、ピアニストが演奏会でドレスを着用するのは、足を隠すためでもあります。日頃は右ペダルを使うことが多いのですが、繊細な演奏をするためには左ペダルも使うようになります。右足、左足の両方の足を出している格好は、あまり良いものではないですよね。腕回りのないドレスを着るのも、腕を思い通りに動かせるようにとの配慮です。より良い演奏をするために考えているのですよ〜。
2015/06/28(日)
夏休みのレッスンについて
6月も終わりに近づいてきて夏休みが目の前まで迫ってきました。旅行や帰省など、夏休みの予定が決まっている方もいらっしゃると思います。
夏休みになってもピアノのレッスン時間は、基本的には今までと変わりありません。夏休みだからと言って「ピアノも夏休み!」なんてことはありませんので、出席カードやレッスンノートを確認してレッスンにお越しくださるようお願い致します。夏休みということもあり、お出かけの予定や他の習いごと、学校のプールなどと重なってしまう場合もあると思います。1週間に1度のピアノのレッスンですので、できればお休みをせずに受けていただきたいと思います。あらかじめ都合がわかっている場合は早めに振替を申し出ていただければと思います。
部活動や塾の予定をあらかじめカレンダーに記入して提出される中学生の生徒さんや、予定をメモ書きで渡してくれる高校生の生徒さんもいらっしゃいます。小学生までの生徒さんの場合はメモ書きで構いませんので、保護者の方から書いてくださると助かります。
出来る限り振替レッスンには対応していくつもりですが、急な振替やピンポイントでの日時指定には対応できかねます。よろしくお願い致します。
2015/06/29(月)
がんばったBOXはじめます
「がんばったBOX」のお話をさせていただいてから1ヵ月程が経ちました。その間、BOXを用意したり文具を用意したりしてきましたが、ある程度のご褒美グッズが揃いましたので、今週から「がんばったBOX」を始めたいと思います
これは、皆さんが練習しているテキストが1冊終了するごとにBOXの中から1つだけ選んで持ち帰れるというもの。ワークブックは含みません。ペダルの本も含みません。ピアノを弾くテキストだけです。バーナムやぴあのどりーむ、ハノン、ブルグミュラー、ひけるよシリーズ・・・などなどです。
気になるBOXの中身についてですが、あらかじめわかっちゃうと楽しみもないので秘密です。テキストが終わった生徒さんだけが見られる秘密のBOXです。高価なものは用意できませんが、毎日の学校生活で使ってもらえるようなものが入っています。
さてさて、最初にBOXを開けるのはだれになるのでしょうか?