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2015/11/02(月)
ぐちゃぐちゃになる前に
ステップやクリスマス会で演奏する曲の楽譜を、教室から貸し出してコピーを取ってもらうことがあります。生徒の皆さんはコピーした楽譜をどのように保管されていらっしゃるでしょうか?
レッスンを行うのにはコピーしたままのペラペラの楽譜でもできますが、端が折れ曲がったり、あちこちに持っていっている間にぐちゃぐちゃになることがあります。自分が演奏する曲ですから、大切にしていきたいですね。できればスクラップブックやスケッチブックなどに楽譜を貼っていただくと、きれいな状態で使うことができますし、順番に貼っていくことにより、今までに演奏した曲を思い返すこともできます。ペラペラのままで置いておくと、どこかに行っちゃった〜なんてことになっていませんか?
低学年のある生徒さんは、スケッチブックにきれいに貼ってくれています。それは多分、保護者の方が手間をかけてくださっているのだと思いますが、これまでに演奏した楽譜を見ていると、だんだん難しくなっていっているのがわかります。成長も感じることができます。何より、楽譜を大切に扱っていることが嬉しいです。
学校でピアノ伴奏をする場合、学校によっては黒色の画用紙や厚紙に楽譜を貼ってくるように指定される場合もあります。ピアノの色が黒色なので、楽譜代に置いたときに目立たないためです。手間はかかりますが、きちんと見えていいものです。コピーの楽譜を使っている生徒の皆さん、試してみる価値ありますよ。
2015/11/04(水)
上手になる為の3つの条件
生徒の皆さんにはレッスンの時にお話させていただいていますが、ピアノが上手な人の絶対条件は3つあります。
まず1つ目は、楽譜を見ながら弾けること。鍵盤ばかり見て(下ばっかり見て)弾いていないでしょうか?離れた音を弾く時には鍵盤は見なくてはいけませんが、それ以外の時は目は楽譜の中の音を追っていなくてはいけません。
そして2つ目は、弾いている曲を自分で数えて弾けること。拍子通りに数えて弾けると言うことは、リズムが正しく取れていることを意味しています。正しいリズムがわかっていなければ曲は仕上がりません。要するに音価(音符や休符の長さ)を正しく理解しているかどうかです。
最後になりましたが1番重要な3つ目は手の形。指はきちんと立てて弾けているでしょうか?手の形は丸くなっていますか?ペチャンコな指で弾いていませんか?手の形については毎回のレッスンで口うるさく言っていますので、何回も注意されている間にきれいになっていきますが、おうちでの練習時から自分で意識してきれいな手の形にできると完璧です。
この3つは絶対に譲れない条件です。この3つができている生徒さんは上達していきますし、どれか1つでも欠けてしまうと足を引っ張ってしまいます。保護者の皆様、3つの条件を頭の隅に入れて、時にはお子様の練習を覗いてみませんか?
2015/11/07(土)
名曲を聴いてみましょう
生徒の皆さんは、クラッシックの名曲を何曲知っていますか?「エリーゼのために」や「紡ぎ歌」「きらきら星変奏曲」などはご存知でしょうか?
知っている曲というのは、過去に聴いたことがあるから知っているということになります。有名な曲でも今までに聴いたことがなければ初めて聴く曲になりますし、いつまでも知らないままです。初級の学習段階では原曲のまま弾ける曲は限られてきますが、ある程度の譜読みができるようになると、弾ける曲数が増えてきます。せっかくピアノを学習しているのですから、名曲を聴いて弾きたいと思った曲を弾いて欲しいと思います。その為には、いろいろな曲を知る必要がありますね。
ステップに参加されている生徒さんは、他の参加者の演奏を聴いて名曲に触れる機会がありますが、そうでない生徒さんは自分で名曲を聴く環境を作らないと聴く機会がないものです。名曲集のCDもたくさん販売されていますから、BGM的におうちで流しておいても良いと思います。宿題をしながらとか読書をしながらとか、一生懸命に聴かなくて構いません。 BGMにクラッシックが流れているのはいいものですよ。
2015/11/09(月)
パールブルー登場
先日から調子が悪いと言っていたメトロノームですが、ついに新しいメトロノームの登場です。今回の色はパールブルー。毎日使用している娘のお気に入りです。
メトロノームも様々なメーカーから販売されていて、YAMAHAはもちろん、セイコーやニッコーなどありますが、個人的にはニッコーのものがオススメです。何と言っても日本製なので、何となく安心できるかな?メーカーが違えば微妙に音色も違いますし本体の色も違ってきますので、こだわりがある方は楽器店の売り場で聞き比べてみるといいかもしれません。
12月のステップに申し込みをされている生徒さんは、そろそろメトロノームに合わせる練習を始めていきましょう。きちんと合わせることができている場合は安心ですが、リズムが狂っている場合はメトロノームに合わせる練習をしなくてはいけません。まずは正しい拍子、リズムで弾くことが大切です。何度も言いますが、メトロノームとお友達になることは上手になるための一歩です。
2015/11/10(火)
違いがわかったかな?
実は10月最後の週の初めにピアノの調律を行いました。たくさんのピアノの生徒さんに来ていただいて、ピアノを弾く頻度が増えたこともあって、今回はかなりの音の狂いがあったようです。調律をしてから2週間以上経過しているのですが、生徒の皆さんは音の違いに気づかれたでしょうか?
ピアノは通常1年に1度の調律が必要です。学校にある体育館のピアノや音楽室のピアノも、1年に1度は調律をしているはずです。大抵は卒業式の前に行う学校が多いようです。卒業式、入学式と行事が続きますから、響きのよいピアノにする為でしょうか?
ピアノ教室など通常よりもよく弾くピアノの場合は半年に1度の調律をします。ピアノは弾いても全く弾かなくても音が狂ってきますから調律は絶対です。調律の手間や費用はかかりますが、ピアノはメンテナンスをしておけば100年でも200年でも弾き続けることができる優れものです。
さて、教室のピアノはかなりの音の狂いが生じていたので、次の調律は3ヶ月後の予定です。狂いが大きいと響きをよくしてもらっても、元に戻る(狂った音になる)のも早いので、早めの調律が必要になってきます。今はまだ響きがよい状態ですから、ちょっと耳を傾けて音を聴いてみてくださいね。
2015/11/11(水)
背中を押して・・・
ピアノの練習がきちんとできている生徒さんには、3冊目のテキストを学習してもらっているということを 前に書かせていただきました。自分に足らないものを補うテキストだったり、少し難しい曲集だったり、生徒さんによってテキストは違ってきます。
難しい曲や新しいものに意欲的に取り組んでくださる生徒さんは問題ありませんが、せっかく良くできているのに躊躇している生徒さんもいます。難しいことに取り組むには練習も大変になりますし、思うように進まなくて嫌になる場合もあるので無理強いはしたくないのですが、それでも声をかけた生徒さんには頑張ってもらいたいと思います。
生徒さんだけでなく保護者の方にもお話をさせていただいていますが、できれば保護者の方にそっと背中を押してもらいたいのです。私自身、楽観的な正確で「やってみなきゃわからない」なんて強引にレッスンでも弾いてもらうことがあるのですが、本当に生徒さんそれぞれなので、わからない部分があるのも事実です。
やってみて無理ならゆっくり進めばいいですし、おもしろく感じるなら更に難しいものに挑戦してもいいですし、いくらでもやり直しはできます。挑戦する力や頑張る力、努力する力など、ピアノの学習を通して目に見えない力もつけてあげたいと思っています。その為には保護者の方にも、躊躇している生徒さんの背中を押してもらえると助かります。
2015/11/13(金)
オーデション合格!
秋のこの季節は学芸会を行う学校が多くあります。学芸会には歌を歌う場面がいくつかあり、ピアノ伴奏を生徒にしてもらう学校があります。低学年の場合は先生が伴奏をされるのですが、5〜6年生になると伴奏者はオーデションで選ばれます。
今回、見事にそのオーデションに合格されて学芸会でピアノ伴奏を引き受ける生徒さんがいます。学校から楽譜をもらってオーデションまでは大体1週間ほどでした。2ページほどの曲なのですが、ある程度の速さで正確な音とリズムで弾きこなそうと思えばやはり大変です。それでも1週間で仕上げるお子さんは結構いるのです。そうなってくると、いかに上手に仕上がっているかが合格のポイントになってきます。その時に1番重要になってくるのは読譜力です。日頃のレッスンできちんとリズムを正しく取れているか、音ミスは少ないか・・・などできている生徒さんほど読譜力はついています。
1ヶ月、2ヶ月と時間を使って仕上げることは割と簡単です。1つの曲に時間をかければ上手になっていくでしょう。でも、それではオーデションには合格することはできません。少ない時間で正確に弾く力を見られています。そのくらいの余裕があるお子さんでないと伴奏することは難しいと思います。そうなる為には、毎日の練習をしっかりすることが大切です。
2015/11/16(月)
いつまでキーボード?
ピアノ講師の立場から言わせていただくと、電子ピアノよりはアコースティックピアノを用意していただきたいですし、アップライトピアノよりはグランドピアノの方がよりいいのですが、各家庭のご都合もあるかと思います。しかし、ピアノを習い始めるのであれば鍵盤楽器は必要です
習い始めの段階ではキーボードでも可としていますが、卓上のキーボードでは鍵盤の数が全然違いますし、何よりペダルの学習をすることができません。ピアノの学習が進んでくると扱う鍵盤数も多くなりますし、ペダルも学習するようになってきます。その時にスムーズに進めていくためにも、せめて電子ピアノは用意していただきたいと思います。
そもそもピアノは、指先で鍵盤を押した力でハンマーを動かして音を出します。ですから、弾く人の指先のタッチや強さで音色が違ってきます。電子ピアノは電気の力で音を出しますから、鍵盤はスイッチの役割をしています。鍵盤を押せば音が出るのです。このような違いからも、ピアノで練習する役割は大きいと思います
よく「上手になったら電子ピアノを考えます」とか「続くようなら考えます」と言われる保護者の方がいらっしゃいますが、ピアノ学習を初めて半年くらいを目処に電子ピアノへの購入を考えていただけたらと思います。電子ピアノにしてもピアノにしても、上手になってから購入するものではなく、上手になるために必要なものなのです。
2015/11/17(火)
クリスマス会のご案内
小学生の生徒さんを対象とした毎年恒例のクリスマス会ですが、今週のレッスンでお便りを配布致します。今年は新しい小学生の生徒さんが増えて、狭いレッスン室でギュウギュウのクリスマス会になりそうです。
今年のクリスマス会は12月25日(金)開催です。時間は5時間授業を想定して15時30分からとしています。学校が終了する時間は各学校によって違うと思いますが、もし15時30分に間に合いそうでない場合は、事前に連絡をお願い致します。お便りにも記してありますが、クリスマス会の開始時間を遅らせる可能性もありますので、学校の下校時間を保護者の方が確認してくださると助かります。
クリスマス会では1人2曲の演奏をしてもらいますので、楽譜が必要な生徒さんは楽譜をお持ちください。準備の都合上、会費を500円いただいておりますので、当日は500円の会費と500円程度のプレゼント交換用のプレゼント、出席カードも忘れないようにお願いします。
生徒の皆さんにはレッスン中に改めてお話をさせていただきますが、保護者の方で何かわからないことがあれば、いつでもお聞きください。例年、クリスマス会当日にインフルエンザにかかってしまう生徒さんがいらっしゃいます。普通の風邪ならばマスク着用で参加していただけるのですが、インフルエンザは感染力が強いため参加していただくことはできません。くれぐれも体調管理をしっかりして、楽しいクリスマス会を迎えましょう!
2015/11/18(水)
振り替え希望は早めに!
有り難いことに習いに来てくださる生徒さんが多くなり、平日は19時、20時までレッスンをすることが多くなりました。学校の行事などでレッスンができないときは振り替えレッスンを行うようにしているのですが、普段のレッスンを遅くまでしていますので、振り替えレッスンができない状況になっています。
年間42回のレッスン設定なので、レッスンはできるだけお休みをせずに出席していただきたいのですが、このような状況になっていますので、振り替えレッスンを希望される方は予定がわかり次第ご相談いただきたいと思います。20時からのレッスンでも可能ですが、やはり急にはお受けすることができません。また、日曜日は45分の生徒さんのレッスンをしていますが、空き時間が15分ずつしかないので、生徒さんがお休みされる週であればレッスンを入れることが可能になりますが、そうでなければ難しい状況です
平日でも14時30分から幼稚園生のレッスンが始まりますので、それ以前の時間でしたら空いていますが、小学生、中学生には無理な時間となっています。振り替えレッスンはお申し出が早かった生徒さんからお受けしていますので、予定がわかり次第、メモで渡していただいても構いませんので、できるだけ早くお知らせください。よろしくお願いします。
2015/11/19(木)
逆算して考えよう
例えば、今学習しているテキストをあと4ヶ月で終わらせたいと考える場合、何曲残っていてレッスン回数が何回あるのかを割り出していけば、1回のレッスンで仕上げなければならない曲数が出てきます。1回のレッスンで合格していけば良いですが、そうでないことがあり得ることを考えると、少し余裕を持って計画を立てなければなりません。
闇雲に頑張ると言っても、具体的な目標がなければ難しいことがあります。もっと小さな計画に置き換えると、1週間で2曲を仕上げようと考えたとき、日数と小節数を割り出していくと1日当たりの小節数が出てきます。譜読みが早くにできる生徒さんの場合は、小節単位でなく1日目が右手、2日目が左手、3日目からは両手・・・といった具合に進めていけばよいでしょう。
コンクールに出るのか、学校で弾けるようになりたいのか、楽しく趣味の範囲で進めたいのか、それより難しい音楽大学の受験を考えるのかでピアノ学習の進め方は違ってきます。低学年の生徒さんでは具体的な目標が定まらなくても、高学年になってくると自分が何を目指していきたいのか大まかにあるはずです。それぞれの目標に向かって足りないもののレッスンを強化していきますので、気になることがあれば相談してください。
当然ですが、1週間に1度レッスン室に通ってくるだけではピアノは上手になりません。目標が高ければ高いほど、毎日の練習もレッスンも厳しいものになっていきます。楽しみながらのんびり進めていくのか、厳しい練習を選ぶのか、全ては自分次第です。どちらが良い悪いではなく、自分で決めることが重要です。
2015/11/20(金)
褒める?叱る?
大抵の生徒さんは上手にできたり、頑張ったことを認めてあげると調子よくレッスンが続いていきます。年齢が小さければ小さいほど、素直に喜んでくれます。時々、褒めた次の週に、すごく下手になっている生徒さんがいます。
純粋に上手になっていたので褒めたのですが、生徒さんによっては褒められた=上手だからちょっとサボっても良いかな・・・という考えになるようです。サボってしまっては、せっかく上手になってきた演奏も逆戻りです。
何人もの生徒さんを見てきて思うのは、負けず嫌いなお子様やライバル意識が強いお子様は、褒めてあげるよりも叱る(叱ると言うより諭す)方が頑張ってくれるように感じます。講師という立場であっても、頭ごなしに上から怒鳴っていたのでは、生徒からの信頼は得られませんし、効果もありません。それは保護者の立場でも同じだと思います。また、練習をしなくても叱らない優しい立場では上達はしません。
肝心なのは、褒めること、叱ること(諭すこと)の両方を使い分けることかもしれません。何故、自分は叱られているのか(諭されているのか)を考えてもらい、その為には何が必要で何をしなければならないのかを意識することで上達の道が開けてくるでしょう。
2015/11/24(火)
飾りましたよ!
街中でもクリスマスの音楽を聴くことが多くなってきました。お店のディスプレイもクリスマスにちなんだものを多く見ることができます。ピアノ教室でもクリスマスツリーを飾りました。
毎年見慣れているせいか、割と大きなツリーだと思うのですが小さく感じます。実際150?ツリーなのですが、私の背丈よりも小さくなってる!!レッスン中はライトを点灯させて、生徒の皆様をお迎えしたいと思います。
クリスマス会の案内も、小学生の生徒さんにはお渡ししています。例年と変わらない内容ですが、保護者の皆様とお子様とで確認していただき、締め切り日までには出欠のお返事の提出をお願いします。私の方でも少しずつクリスマス会の準備は進めていますが、参加を考えている生徒の皆さんは、演奏する曲の準備もお願いしますね。クリスマス会まであと1ヶ月!テキストが少しでも進むよう頑張って練習していきましょう。
2015/11/25(水)
駐車について再度のお願い
10月の最後にも書かせていただきましたが、レッスン中の車での送迎について近隣の方より再度の申し出がありました。
お子様のレッスンの時間中、ずっと待っていらっしゃる保護者の方がいらっしゃると言うことで、30分以上の駐車は遠慮していただきたいとのこと。兄弟関係で2人、3人とレッスンが続いて車の出し入れが大変に感じていらっしゃるようであれば、兄弟で別々の曜日やレッスン時間の見直しも考えたいと思います。
申し訳ありませんが、近くのスーパーなどで時間をつぶしていただくなどのご協力をお願い致します。
2015/11/26(木)
つっかえ弾きをしない努力
曲は1度弾き始めたら途中で止まったり、つっかえたりしないで弾くことが普通です。もちろん最初から止まらずに上手に弾けるわけではありませんから、止まったりつっかえたりしないで弾けるように努力をする必要があります。
おうちでの練習で、止まって弾いていても知らんぷりで無視して弾いていると、止まって弾くことが普通になってしまって何も感じなくなってしまいます。止まったりつっかえたりしている箇所は弾けていない箇所なので、スルスル弾けるように何度も部分練習をしましょう。できていない小節だけを練習し、できるようになったら前後の小節を合わせて練習してみましょう。
正しい音はわかっているのに、いつまでもスルスル弾けない生徒さんがいます。曲の最初から最後までをダラダラと通しで練習しているだけでは、いつまでもつっかえ弾きが直りません。楽譜のどの部分でいつもつっかえてしまうのか、丁寧に見直す必要があります。つっかえ弾きをしている間は曲が仕上がったとは言えませんので、つっかえ弾きをしない、してはいけないという意識を持つようにしましょう。