音符には白い音符、白い音符だけど棒がついているもの、黒い音符に棒がついているもの、音符の横に点(付点)があるものなど種類がありますが、それぞれに長さが違っています。
意味があって音符にも種類があるのですから、音符の長さは正確にカウントしなければいけません。2拍の音符ならば1,2、3拍の音符ならば1,2,3、長さ分は音をのばすようにしましょう。要するに音符の長さ分は鍵盤から指を離してはいけないと言うことです。きちんと拍子通りに数えて弾いているのに、音符はのばさず、すぐに鍵盤から手を離してカウントだけしている生徒さんがいます。お休み(休符)でなければ勝手に休むことはできませんから、長さ分はきちんと音をのばしておいて欲しいのです。
ちなみに音符についている棒の向きですが、五線の中の第3線を基準につける決まりになっています。第3線より上に書いてある音符には下向きの棒、第3線より下に書いてある音符には上向きの棒をつける決まりです。ではちょうど第3線に書いてある音符はどうなるのでしょうか?答えはどちらでも良いということになっています。その前後の音の並びを見て合うようにつければよいのです。棒の向きがわかったところで、音符の長さにも注意して練習していきましょう。
早いものでもう2月になりました。進学、進級などを迎える時期がすぐそこまで来ていますが、レッスンの変更を希望される方は、わかり次第早めに連絡をお願い致します。
中学や高校へ新たに進学される方は部活動の兼ね合いがあり、進学してみないことにはレッスンの日程を決めるのは難しいと思います。進級される方は、時間割の変更や他の習い事を確認していただき、変更が生じるようでしたら連絡をお願い致します。生徒の皆さんが希望される午後4時から午後6時の時間帯は、今のところ空きがありませんので、空き次第の変更になるかと思います。
平日のレッスンでしたら午後8時が最終となります。高校生の生徒さんや大人の生徒さんが利用されていますが、中学生までの生徒さんでも、おうちの都合が合うようでしたらご利用ください。今年の1月から月曜日のレッスンも始めています。月曜日はハッピーマンデーの祝日があり、年に何回かは振り替えが必要になりそうなのですが、長期の休みに振り替えを行うなどして調整したいと思います。
規約にも記していますが、どの曜日にレッスンを受けられても年間42回のレッスン設定です。曜日によってレッスン回数が違うと言うことはありません。新年度からのレッスン変更を考えている生徒の皆さん、予定がわかり次第、早めの連絡をお願い致します。
学校の代表で弾くことが決まっている生徒さんのレッスンは、普段のテキストではなく学校で弾く曲のレッスンをしています。表面上は上手に仕上がっているようでも、ペダルの入れ方を確認したり、表現力をさらにつけるレッスンを行っています。
毎年、何かあるごとにピアノ伴奏者に選ばれている上手な生徒さんがいるのですが、全曲を通しで聴いてみると、あれれ?テンポがあっちいったりこっちいったりしてない?「メトロノームかけて練習してる?」「・・・・」やっぱりね〜。誰だって自分では正しいと思って練習しているはず(わざと下手に弾こうと思っている人はいないと思います)ですが、テンポだけはメトロノームでの確認が必要なのです。
ここまで上手な生徒さんになってくると、メトロノームに合っているようでも、慌てて合わせているのかどうか自分でわかるようになるものです。いつも速く弾いている箇所やゆっくりになっている箇所がわかっただけでも、意識ができます。本番ギリギリまで、家ではメトロノームをかけて練習をしておいた方がよいでしょう。そうすることで、体が正しいテンポを覚えるようになります。
テンポは速くなりがちな人、遅くなってしまう人、それぞれにクセが出ます。せっかく上手に仕上がっている曲ですから、テンポのぶれをなくしてビシッと決めましょう!
ピアノの上達にはピアノを弾くための技術が必要になってきますが、それ以前にピアノに向かう姿勢には気をつける必要があります。
手の形は丸く弾いているのに、手首が下がってしまっている生徒さんは、おうちでの練習時の椅子の高さが合っているでしょうか?教室では生徒さんによって椅子の高さを変えていますので、合っていないことはありませんが、それでも手首が下がってしまう生徒さんは、おうちでの椅子の高さが合っていない可能性があります。
演奏しているお子様の姿を真横から見て頂いて、腕と鍵盤が水平(同じ高さ)になっていれば適正な椅子の高さとなります。特にご兄弟でピアノを練習されている場合、上のお子様と下のお子様では当然、椅子の高さは違ってきます。それを同じ高さのまま練習をしていては、椅子の高さが合っていないお子様は正しいフォームで練習ができていないことになります。
お子様自身で適正な椅子の高さかどうかは判断が難しいので、保護者の方のチェックをお願いします。椅子の高さだけではなく、演奏者とピアノとの距離も重要です。近すぎては腕の自由がききませんし、遠すぎても腕が伸びきってしまってのびのびと演奏することはできません。自分にとってどれくらいの距離が演奏しやすいのか、毎日の練習の中で見つけていくようにしましょう。
ピアノを上手に弾きこなすには、読譜力と指が独立しているかどうかが重要です。指の独立とは1本1本の指が自由自在に動かせるかどうかです。
小さい頃からピアノ学習を始めているお子様は、指を動かすことに慣れているので自分が思ったように指を動かして弾くことができますが、年齢が大きくなってピアノ学習を始めたお子様や初心者の大人の方は、頭では理解をしていても思ったように指が動いてくれないはずです。それは、指の神経が成長段階にある手と成長した手の違いです。だからと言って、あきらめる必要はありません。時間をかけて訓練をする必要はありますが、コツコツと地道な練習を重ねることで、指を自由に動かすことができます。
特に「ハノン」と名がついたテクニック教材を使用している生徒の皆さんは、ゆっくりの速さで構いませんから、楽譜を見ながら(鍵盤を見ないで)弾けるようにしていきましょう。最初はぎこちない動きでも、練習を重ねていくうちに指が滑らかに動いているのを感じることができると思います。自由自在に動かすことができるようになったら、もうこっちのものです!その時がくるまで地道な練習あるのみ。応援していますよ〜。
自分が練習している曲は数えながら弾けるようにと、いつも言っています。一体何拍子の曲を弾いているのかわからずに練習しているなんてあり得ません。2拍子、3拍子・・・など拍子もいろいろありますが、3拍子の学習に入ると引っかかってしまう生徒さん結構います。
日頃私たちは、右、左、右、左・・・と言う感じで歩いていますが、これって2拍子ですよね。4拍子は2拍子が2つ入っていると考えられるので2拍子系になるのですが、2拍子や4拍子は体が刻んでいるリズムなので難なく仕上げることができます。しかし3拍子になると・・・3拍目を無意識に長くのばしたりして、4拍子で弾いてしまう生徒さんがいます。口では1,2,3と数えているのですが、1,2,さ〜んと長くなってしまうのです。
これを克服するためには、楽譜を指さし確認しながら1,2,3,1,2,3と言ったり、メトロノームを使う生徒さんでしたらメトロノームと一緒に弾く練習をしたり、1小節ずつ区切って練習をしたりなど丁寧な練習が必要になります。1度克服してしまうと問題なく進んでいけるのですが、1曲目が弾けるようになるまでが大変です。必ず自分で数えて弾けるようにしなければ、どこかでしわ寄せがでてしまいます。
時間がかかっても3拍子の曲が上手に弾けるようになるまでは、根気よく練習を積むことが大切です。先へ急ぐことが目的ではなく、上手になることが目的です。保護者の方にも焦らず見守って欲しいと思います。
ピアノ学習を始めたばかりの生徒さんはまず1冊の教則本のテキストから始めています。(ワークブックは除く)ある程度の音を覚えた頃にテクニックのテキストが加わります。ここまではどの生徒さんも一緒なのですが、本当はこれに曲集のテキストを進めていくのが理想です。
教則本は基本的なことを学習するテキストですから必ず使用します。ピアノを上手に弾くためにはテクニックが最も重要ですから、これも必ず使用します。そして学習したことを生かすための練習として曲集のテキストを用いるのですが・・・曲集のテキストについては、学習している生徒さんとそうでない生徒さんがいます。
本当はどの生徒さんにも曲集を取り入れたいのですが、最初の2冊が満足に練習できていない場合は3冊目はオススメできません。また、余裕があると判断してご案内をしても、生徒さん本人が嫌がる場合も取り入れることはできません。1冊増えると言うことは練習もそれなりに増えることを意味しますので、気分が乗らないのに無理にすすめても逆効果です。
楽譜がスラスラ読めるようになると新しい曲の練習に入っても時間がかからないので、3冊のテキストになっても苦にならないことが多いです。曲集のテキストでいろいろな時代の作曲家の曲に触れたり、現代曲を弾いてみたりなどすると、新たな発見があるかもしれません。3冊のテキスト学習を目指して頑張ってみましょう。
入学式や卒業式、合唱コンクール、音楽祭など様々な場面でピアノ伴奏者が求められる機会があります。その度にオーデションが行われ、ピアノ伴奏者が決定します。弾きたいと希望する生徒さんはオーデションに合格しなければいけません。
練習の甲斐あってオーデションに合格したとしても、それで終了するのではなくスタート地点に立ったに過ぎません。本番に向けてメトロノームに合わせてテンポがぶれないようにしたり、よそ見練習をしたりと、するべき事はたくさんあります。時々、オーデションに合格することが目標になっている生徒さんがいます。もちろんオーデションに合格しなければ先はないのですが、その後の努力を怠っていると、本番の晴れの舞台で交代させられる可能性もあります。実際、そのようになったお子さんも今までに見てきました。子供の世界でもシビアな世界です。他に上手に弾けるお子さんがいれば、交代させられます。
オーデションに合格したと言うことは上手に弾けて当たり前なのですから、私も合格したからと言っておだてることはしません。より一層厳しいレッスンになります。途中で交代させられることのないよう、また本番で後悔しない為にも、練習に取り組んで欲しいと思います。
1曲の曲を正しく同じ速さで仕上げるために欠かせないメトロノームですが、メトロノームは繊細な機械です。落としたりすると狂っている可能性があります。
ある生徒さんとの話の中でふと思ったことがあります。3月に学校代表で弾く伴奏の練習をしているのですが、今は仕上げの段階です。学校の先生からの注意事項の中で「曲が途中で遅くなっている」と言われるらしいのですが、確か前にも言われてなかったっけ?それから、メトロノームで合わせる練習を毎日取り入れているのですが、「やっぱり遅くなっている」と言われるとのこと。それってメトロノームが狂っている可能性があります。狂ったメトロノームで練習を重ねても意味はありません。
教室のメトロノームも狂いだしたので昨年の秋に新しくしました。ぜんまいで動いているメトロノームは、使っていても金属疲労が起こりますし、大切にしすぎて(?)使わないで置いておいても錆びたりなどして狂ってきます。高いところから落としたりした場合は、最悪何時間しか使えなかった・・・なんてこともある繊細なものです。適度に使って、5年ほど経過した段階で点検をしてみましょう。ストップウオッチや時計の秒針を利用して、正確に拍子をならしてくれているのか確かめてみて下さい。
音さえなっていれば一生ものだと思われるメトロノームですが、残念ながら寿命があります。定期的に点検をして、正確なメトロノームで練習をするようにしましょう。
テキストの曲をたくさん練習してきてくれるのは嬉しいのですが、曲の最初から最後までをスルスルと弾けているでしょうか?曲の途中で止まってしまったりミスして弾き直したりしながら弾くことを、つっかえ弾きと言うのですが、つっかえ弾きは放っておくとクセになります。
学校で演奏することがある合奏や合唱などでも、つっかえながら演奏はしませんよね。曲は演奏の初めから終わりまでをスルスルと仕上げなくてはいけません。それは練習をしているピアノ曲でも同じです。つっかえ弾きをしているのに、その箇所を丁寧に練習しないまま進めていっても、つっかえ弾きは直すことができません。それどころか、つっかえ弾きをすることを何とも思わないで弾いていると、つっかえながらでしか弾けなくなってしまうのです。
つっかえ弾きはダメなことだと意識をすることが大切です。つっかえると言うことは弾けていないからつっかえてしまうのですから、その箇所だけを取り出して、部分練習を行う必要があります。「つっかえ弾きは絶対にしない」と頭の隅に入れて、スルスル弾けるように曲を仕上げるようにしましょう。
ピアノを弾くときの手の形については、どんなに小さなお子様でも厳しく指導をしているつもりです。手を丸くして弾いて欲しいのですが、小さなお子様ほどイメージがわかないかもしれません。
手を丸くして弾くということは、つまり、ピアノの鍵盤を指先で弾けているかどうかと言うことです。指の腹で鍵盤を押さえつけながら弾いている手は、きれいな丸い手の形にはなっていないはずです。教室で指導するときには必ず、手を広げてみせて「この部分で弾くんだよ」と指導しています。
1つ気をつけて欲しいのは、指先で弾いているけれど肩も上がってしまって、おばけ〜の手になってしまう生徒さんです。肩や腕は楽にして指先を意識して弾きましょう。大きな生徒さんになってくると、第一
音目の音の出し方も指導しています。だら〜っと弾き始めるのではなく、鍵盤に置いた手の形を確認することが大切です。
「手の形を注意して」と言うレッスン初めの言葉かけで、かなりの生徒さんがきれいな手の形で弾くことができるようになりました。言われてから意識するのではなく、自分から自然に気をつけて弾けるようになるといいですね。
2月も残り1週間になりましたね。3月に入れば女の子の節句があります。そう、おひな様です。
実は今日、和室にひな人形を飾りました。バタバタして飾れない年もあるのですが、それでも2〜3年に1度は飾っているひな人形です。前からレッスンに来て下さっている生徒さんはご存知なのですが、ひな人形を飾ると和室の出入り口が少しせまくなってしまい、身長によっては生徒さんの頭の位置と段飾りの段の位置がぶつかってしまいます。
もちろん、生徒さんの出入り時には声をかけたりなど注意をしていこうと思います。部屋がせまくなりご不便をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
神田ピアノ教室では新しい生徒さんの募集は随時行っておりますが、2月に入った辺りからピアノ教室への問い合わせが多くなり、既に新入会の生徒さんをお迎えしています。
有り難いことにたくさんの生徒さんにお越しいただいておりまして、空いているレッスン枠がたくさんはないのですが、生徒さんの希望するお時間と教室の空き時間が合う方のみ、体験レッスンをさせて頂いています。現在、月曜日と火曜日の早い時間のレッスン枠が空いておりますので、体験レッスンを希望されるお知り合いの方がいらっしゃいましたら是非ご紹介ください。
最終レッスンスタート時間は午後8時に設定させていただいております。午後7時、8時からのレッスンスタートでよろしければ、他の曜日でも若干空いております。新年度になりますと、お越しいただいている生徒さんのレッスン曜日や時間の異動が入ってきますから、今現在は無理でも空くことも考えられます。お問い合わせをいただいた方より順番にご案内をさせていただきますので、お早めにご連絡をお願い致します。
ピアノを弾くときに、手元ばっかり見ないで楽譜を見ながら弾くことを指導しています。習い始めの段階では簡単な音だけの曲が多いので、鍵盤を見なくても弾けるようになっています。
時々、楽譜を見ながら弾いているのに、楽譜通りに弾いていない生徒さんがいます。特にハノンのテキストを学習している生徒さんは注意が必要です。楽譜に書いていないのに勝手に作曲して弾いていたり、楽譜では音が続いているのにやめたり・・・。何故そう言うことが起きるのでしょうか?それは、楽譜を見ているのではなく眺めているからです。
楽譜を見ると言うことは、1小節ずつ順に音を目で追って弾くと言うことです。今、何処を弾いているのか、何の音なのかを意識しながら弾くようにしなければなりません。そうすることで譜読みの力が養われます。楽譜を見ながら弾いて、自分の出した音をよく聴くことで間違いにも気付くことができます。
楽譜は眺めるものではなく見るものです。音、指番号に気をつけながら、楽譜を睨み付けて(?)弾けるようにしていきましょう。
音符をきちんと数えてのばすことと同じくらい、休符(お休み)もとても大切です。音がないからと言って深く考えずに弾いていませんか?
休符はお休みなので音を出しませんが、休符を含めて音楽(曲)が出来上がっています。弾いている曲の速さにもよりますが、8分休符や16分休符などの短い休符になると、休むのも一瞬です。その休みを感じて弾いて欲しいのです。休符があるのに前の音をのばしたまま弾いている生徒さん、結構いらっしゃいますよ。
1拍目が休符で始まるような曲を練習するときも、1拍目の休符を感じて弾いていきましょう。何となく弾き始めるのではなく、休符を感じて弾くことで、リズムをより感じることができます。音符の長さを正確に数えて弾いているように、休符もしっかり数える習慣をつけましょう。休符も音楽ですから・・・。
装飾音符を学習している生徒さんがいます。小さくこじんまりと書いてあったり、小さい音符に斜線が書いてあったりしている音符です。装飾音符は飾りの音符になりますので、ツルン!と素早く弾きます。
装飾音符が一音だけの場合は、割と皆さん簡単に弾けるようになりますが、装飾音符が二音あったり、1小節にいくつも装飾音符が入っているような曲になると、リズムが取りにくくなるようです。その場合は、1度、装飾音符を抜いて普通の音符だけのリズムをマスターしてみましょう。それができるようになったら、飾りの音符である装飾音符をツルン!と入れて弾いてみると、意外と簡単に掴めませんか?
装飾音符は頑張って弾くという感じではなく、指先を素早く鍵盤の上で動かす感じです。イメージ的には、鍵盤をさわってしまったら音が出てしまった感じです。習い始めは難しく感じるかもしれませんが、指を素早く動かす練習はピアノの鍵盤でなくても、机の上などを使って練習ができます。隙間時間を使って指を動かす練習をしてみるのもオススメです。難しく考えなくても案外簡単にコツが掴めるでしょう。
小さい年齢からピアノ学習を始めた生徒さんには、ト音記号は右手で弾くもの、ヘ音記号は左手で弾くものと教えています。ピアノ学習を始めたばかりの曲では、これで充分対応できますし、スムーズにピアノを弾くことに慣れていきます。
でもこれって、うそを教えているんですよね・・・。先日、4年生の生徒さんに「ト音記号は右手、ヘ音記号は左手の意味だと思っていた・・・」と言われました。練習中の曲の楽譜に、左手で弾く五線の中にヘ音記号とト音記号が交互に出てきていたのです。この生徒さんの方法で弾こうとすると、あら大変!右手がどうしても弾けなくなってしまいます。
ト音記号、ヘ音記号は音の音域を表現する記号です。楽譜は大譜表と言って2段書きになっていますが、右手は上の段、左手は下の段を弾くと決められています。右手左手を交互に使って弾く曲になってくると、上の段に左手で弾くように注意書きが出てくる曲もあります。これはまたの機会に説明するとして・・・。
要するに大切なのは、右手が絶対ト音記号、左手が絶対ヘ音記号だと決まっているのではなく、何の記号で書いてあるのかをきちんと見ないといけないということです。先入観で練習してはいけません。先日の4年生の生徒さんも大きな発見をして驚いていましたが、これを機に更に上達していかれるでしょう。