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2017/06/01(木)
早めの連絡をお願いします
6月に入りましたね。進級・進学された生徒さん、学校生活には慣れましたか?GWも終わり、次にやってくるのは夏休みです。夏休みの予定をそろそろ決める頃でしょうか?
昨日のレッスンで、早くも夏休みの帰省の予定を出された生徒さんがいらっしゃいました。「もう、こんな時期なのね〜」と思うとともに、とても有り難く思いました。8月のレッスン予定はまだ立てていないのですが、あらかじめ生徒さんの予定がわかっていると、振替レッスンの予定が組みやすくなります。長期の休みだけではなく、通常レッスンの振替についても、予定がわかった時点で教えてくださると助かります。
長い期間在籍されている生徒さんに多いのですが、2~3年前までは、はっきり言ってレッスン日の前日に連絡を入れていただいても振替レッスンができていたのですが、有難い事に、今は、生徒さんが増えて、振替レッスンを行う事自体が難しくなっています。早め早めの連絡を入れていただく事で日時調整がしやすくなりますので、振替レッスンを希望される生徒さんは、予定がわかった時点で連絡をお願いします。
早すぎる・・・なんてことはありません。お互いに気持ちよくレッスンを進めていくためにも、ご協力をお願いします。
2017/06/03(土)
フラッシュカードで音読み
未就学児の小さな生徒さんの保護者の方より「音がなかなか覚えられない」という相談をいただきました。大きな生徒さんは、ピアノを弾いている間に自然に覚えていかれる場合も多いのですが、小さな生徒さんだと難しい場合もあります。
一つの覚え方として、フラッシュカード式に学習を進めていくのも効果的です。幼児教室でも取り入れられている人気の学習方法です。1枚を1秒程度で次々とめくっていかなければならないので、保護者の方の協力が必要になりますが、お子様と一緒に時間が取れるようでしたら、取り入れてみられてはどうでしょうか?
気をつけて欲しいことは、機械的にインプットしているだけなので、知識としては頭に入っていても、鍵盤の位置や音の高さまではフラッシュカードでの理解はできません。実際にピアノを弾いて、鍵盤の位置、音の高低を体験する必要が出てきます。ピアノの学習をしていますので、先に知識としてインプットして、少しづつ実体験を積んでいけば問題ないでしょう。
フラッシュカードについては、いろいろと言われています。実際に、多くの情報を得ることも確かですが、一方的なインプットだけでは弊害があるとも言われています。実際のものを見たり聞いたり触ったりなど、体験をすることが重要です。くれぐれもフラッシュカードだけで知識を詰め込まないよう注意が必要です。
2017/06/05(月)
補充しましたよ
最近、音符カード早読み大会を合格される生徒さんや、テキストを終了する生徒さんが続いています。みんな、頑張っていますね。「がんばったBOX」の中身が少なくなってきたので、今日、補充しました。
生徒さんとお話する中で、小学生の生徒さんに人気があるものはレターセットや鉛筆のようです。男の子は何がいいかな?小学校高学年以上の生徒さんにも使ってもらえるようなマーカーや修正テープも入れてあります。中学生や高校生になると、試験勉強などにも使える付箋も人気なようです。今日、早速テキストが終了した中学生の生徒さんは、修正テープを持ち帰っていました。
生徒の皆さんに頑張ってもらいたくて設置した「がんばったBOX」です。みんな頑張ってくださいね。そうそう、今年からピティナ・ステップに参加された場合にもBOXを開けられるようにしました。テキストをお休みして、いつもより難しい曲にチャレンジするわけですから、十分、頑張っていますよ。お楽しみに〜。
2017/06/06(火)
BOX補充Part2
昨日、「がんばったBOX」の補充のお話をしました。今日はその続きです。女の子向けになってしまいますが、小学生の生徒さんに喜んでもらえそうなものを今日も補充しました。レターセットと鉛筆です。
テキスト終了まであと2~3曲の生徒さんが結構いらっしゃるので、頑張ってBOXを開けてもらいたいと思います。どうかな?喜んでもらえるでしょうか?軽かった「がんばったBOX」でしたが、一気に重くなりました。みんな、頑張ってね。
ちなみに、実は今日もBOXが開きました。今日の生徒さんは、ステップに参加された小学生の男の子の生徒さんです。マーカーペンを選んでくださっていましたが、ちょうど3~4年生くらいまでの男の子の生徒さん向けのものがあまりないかなぁ?どんなものがいいのでしょうか?好みもあるので難しいですね。出かけた時には、いろいろ見て回ろうと思います。楽しみに待っていてね。
2017/06/07(水)
合格シールもいっぱい!
出席カードや曲が合格した時に貼れる合格シール。結構、生徒の皆さんには楽しみにしてもらっています。今日のレッスンでも「もうすぐなくなるよ」と教えてくれる生徒さんも。
出席カードは一人一つづつしか貼れませんが、レッスン曲の方は、合格した曲の数が多ければ多いほどたくさん貼ることができます。大きな生徒さんで、難しい曲を練習している生徒さんは、なかなかシールを貼ることはできませんが(シール目当てに練習している大きな生徒さんもいませんが)、小さな生徒さんにとっては、シールを選ぶのも楽しみなようです。
今日は、レッスンで使っていた全てのシールがなくなってしまったので、新しく補充しました。慌てなくてもいいように、今はたくさんのシールを揃えたので、どんどん合格してもらってもいいですよ!大抵は楽器店で揃えるのですが、時々、買い物に行った際のショッピングモールでも購入します。可愛いいシールがたくさんありますよね。早速、明日からのレッスンで順番に出していこうと思います。今週のレッスンが終了してしまった生徒さん、来週のレッスンを楽しみにしていてください。たくさん貼れるように練習して来てくださいね。
2017/06/08(木)
ステップに出るためには
ピアノ学習のモチベーションを維持するためにも、また、舞台経験を積むためにも、ピティナ・ステップへの参加は良いことだと考えています。しかし、日頃のレッスン曲がなかなか進まない生徒さんにはオススメすることはできません。
例えば、数えながら練習をしないために正しいリズムで弾くことができていない生徒さんは、ピティナ・ステップに参加する・しないの前に、正しい練習方法を身につける必要があります。レッスン曲以上に完成度を高く仕上げていきますから、基本的なことができていない生徒さんは、曲が仕上がっていかない可能性があるからです。
ステップでは2曲の曲を仕上げますが、大体3ヶ月ほどかけて仕上げていくことになります。年齢の高い生徒さんで、大曲を演奏する場合は4ヶ月ほどかかってしまうこともあります。気軽に参加することが悪いことだとは思っていませんが、それなりの練習が積める生徒さんでなければ、参加をOKすることは難しいです。
10月には所沢のホールでのステップが開催されます。大きなホールで演奏するわけですから、他の人に聴いていただく演奏を目指しましょう。日頃のレッスンを大切にしている先に、ピティナ・ステップがあることを忘れないでください。
2017/06/09(金)
小さなことでも
日頃から、何でも言いやすい先生を目指しているつもりなのですが・・・。言いにくい雰囲気が出ていますか?
ある生徒さんは、学校で鉄琴(だったか木琴だったか・・・)を演奏することになり、16分音符のリズムに不安があったようなのです。たまたまレッスン前に「学校で合奏とかないの〜?」と軽く挨拶がわりに(?)言ってみところ、「実は・・・一つ難しいリズムがあって・・・」とカバンから楽譜が出てきました。「そんなの早く言いなさいよ〜」と、一通りピアノで練習をしました。
鉄琴や木琴の楽譜はピアノと同じ楽譜ですから、正しい音とリズムが取れていれば演奏することができます。ピアノは自分の指で弾きますが、鉄琴・木琴はマレット(ばち)を使って演奏します。ピアノで正しく演奏できれば、鉄琴・木琴も演奏できますから、どんなに些細なことでも不安があれば、何でも聞いてもらって構いません。・・・と言うか聞いてください。
「こんなこと聞いたら怒られるかな?」なんてことありません。正しく理解できていればそれで良いし、わからなければわかるようにしたら良いだけです。せっかくピアノを習っているのですから、ピアノの先生を使わない手はないのです。音楽のこと、お悩み相談(?)でもいいですよ。気軽にお話ししてくださいね。
2017/06/12(月)
ペダルの練習について
ピアノ学習の初級の終わり頃になると、ペダル記号が出てくるようになります。ピアノについているペダルが踏めるようになるのは、身長の関係で、大抵は高学年になってからとなります。小さな年齢の時にペダル学習をするためには、ペダル付きの足台を用意する必要があります。
「ペダルは耳で踏む」と言われるくらい、自分の音をよく聴くことから始まります。従って、教室で学習したことを自宅で復習する環境が整っていなければ、ペダルの学習には入れません。写真のようなペダル付きの足台は、価格が高いこともあって生徒の皆さんには強制での購入をお願いはしていません。もちろん、購入して小さな時からペダルの学習に入っていらっしゃる生徒さんもおられます。時期が来ましたら、保護者の方にはペダル学習についてのお話をさせていただいていますが、購入する・しないは保護者の方の判断にお任せしています。
ピアノ講師として言わせていただくと、ペダル学習は遅い時期から始めると、上手に踏めるようになるまでに時間がかかってしまうため、オススメはできません。ペダルを使う曲が出て来たら、ペダルの練習を始めるのが良いでしょう。ちなみに、ペダルとは1番右のダンパーペダルのことです。音が伸びて響きが豊かになります。グランドピアノの1番左のペダルはソフトペダルと言って、音量が小さくなります。使っている生徒さんもいらっしゃいます。真ん中のペダルはソステヌートペダル。あまり使うことはありませんが、昨年の中学生の合唱コンクールの伴奏で踏んでもらいました。特殊なペダルで、一つの伸ばしたい音がある場合に、弾く前に踏むペダルです。踏んでからピアノを弾いても反応しないペダル。難しいですね。
簡単なようでとても難しいペダルです。自分の弾いている音をよく聴いて、響きの綺麗なペダルの踏み替えができるようにしていきましょう。ペダル付き足台の購入を検討されている生徒さんは、ご相談ください。
2017/06/13(火)
ポピュラー曲の落とし穴
生徒の皆さんの中には、ポピュラー曲や有名な曲の練習をされている生徒さんもいらっしゃると思います。「よく知っている曲」と言うのは、イメージもしやすく練習にも入りやすい曲ではありますが、注意しなければならないこともあります。
注意しなければならないのは、楽譜を深く見ないで自分の中のイメージで弾いてしまうこと。何とな〜くのイメージなので、よく見るとリズムを間違って取っていた・・・なんてことがよくあります。どんな曲でも数えて弾くことができますから、練習の最初は、正しいリズムで仕上げるためにも数えながらの練習をしましょう。
皆さんがよく知っている「メリーさんの羊」の曲でも、本来のリズムは付点四分音符のリズムなので、メ〜リさん・の・ひ・つ・じ・・・となるのですが、付点四分音符を学習する前のテキストでは、メ・リ・さん・の・ひ・つ・じ・・・と四分音符で書かれています。しかし、どんなに小さな生徒さんでも、メ〜リさん・・・で弾いてしまうことが多いです。きちんと楽譜を見ればわかることなのですが、歌のイメージそのままでつい練習してしまうのだと思います。
よく知られた曲だからこそ、正しいリズムで弾くことが重要です。余談ですが、皆さんが楽譜を見ないでよく弾いている「猫ふんじゃった」の曲。この曲の楽譜を見たことがありますか?実はあの曲、♭が六つもついているのです。この曲だけは、楽譜は見ない方が弾けそうですね。
2017/06/14(水)
大切な部分練習
同じ箇所を同じように間違えて注意されている生徒さん、いらっしゃいませんか?いえいえ、いらっしゃいます!その状態のまま全体練習を繰り返していても、上手に弾けるようにはなりません。
練習していて上手に弾けないところや、いつも間違えたりつっかえたりするところは、その部分だけを取り出して「部分練習」をすることが必要です。その部分だけを何回も何回も繰り返し練習するのです。両手での練習で上手に弾けない場合は、片手ずつの練習をしましょう。楽譜の中に赤( )を書き込まれている生徒さんは、その部分の部分練習が必要です。
部分練習をした箇所が上手に弾けるようになったら、曲の流れに乗って弾けているかどうかの確認も必要です。練習をした部分が上手に弾けるようになっても、前後の小節とつなげて弾いた時に、スムーズな音楽の流れがなければいけません。少しずつ練習する範囲を広げていって、最終的には全体練習に入っていきましょう。
全体練習をしていると、何だかとても上手に弾けているような感覚に陥ってしまいますが、つっかえ弾きをしながら全体練習をしていても、上手な演奏とは言えません。地道な努力が必要です。ピアノに限ったことではありませんよね。素敵な演奏をするための地道な努力、惜しまないで取り入れたいものです。
2017/06/15(木)
曲名から想像してみて
生徒さん全員とは言いませんが、練習曲についている曲名を気にしたことがありますか?バーナムやぴあのどりーむ、ブルグミュラーなど、曲名がついていることを知っていますか?
例えば今日レッスンした生徒さんの曲名は「夕べのうた」でした。元気よく弾いてくれましたが、この曲名からどんなことが想像できるでしょうか?「夕べ」なので、夕方あたりでしょうか?日が暮れて、遊んでいたお友達ともお別れをして家に帰る・・・想像したりイメージしたりする内容に正解・不正解はありませんが、それでも元気が良い感じにはならないかなぁと思います。
音やリズムなど、楽譜通りに演奏することは基本ですが、曲の練習に入る前に、曲名を読んで想像したりイメージしたりする余裕が欲しいです。ただただ楽譜通りに音符を追って弾いているだけなんて、つまらないと思いませんか?
お子様と一緒にピアノの練習をしてくださっている保護者の方は、曲名についてお子様に少しお話してくださると助かります。お子様は、見たり聞いたりすることで様々なことを学びます。「練習しなさい」ばかりの言葉かけでは、楽しく練習できません。想像力を高める言葉かけをお願いします。
2017/06/19(月)
手は洗ってきてね
ピアノのレッスンに来る直前、生徒の皆さんはどのように時間を過ごしていらっしゃるでしょうか?心を落ち着けてピアノの練習をしていますか?それとも、ギリギリまでお外で遊んでいますか?
レッスン直前の時間は、時間に余裕があるのであれば、ピアノの練習をして欲しいと思っています。レッスン直前までお外遊びをしていて、泥だらけの手で(そこまでひどくないにしても)いらっしゃる生徒さんが何名かいらっしゃいますが、手を洗う時間もないほどギリギリまで遊んでいるのはちょっと・・・考えものです。ピアノのレッスン前なのに、すでに疲れているようではレッスンになりません。大好きなピアノであっても、遊びとピアノとでは、やはり遊びが勝ってしまいます。
レッスン前にピアノの練習をすることによって、気持ちにも時間にも余裕を持つことができるよう、配慮をお願いいたします。年齢の小さな生徒さんは元気なように見えても、体力の消耗も激しいです。レッスン時間の集中力を維持するためにも、余裕を持ってレッスンにお越しください。有意義なレッスン時間を過ごしたいですね。
2017/06/20(火)
本当は逆なんだけどなぁ
お子様がどのような状態まで弾けているのか、毎日、どんな練習をしているのか把握しているでしょうか?保護者の方も忙しいので毎日の練習に付き合えなくても、1週間に1度くらいは、お子様の練習を聴いてあげて欲しいと思います。
初級段階の生徒さんに多くみられるのは、片手練習でも上手に弾けていないのに、一生懸命に両手でつっかえつっかえ弾いていること。スルスル弾ければ30秒くらいで終わる曲なのに、5分もかけて1曲を弾き終えても、弾けたことにはなりません。小学生の生徒さんなら自分でもわかっていると思います。どうして、片手練習をしないのでしょう?先生に叱られる?片手で弾いてきて叱ったことはありません。むしろ、片手練習をしなくて叱られていませんか?
逆に、合唱コンクールで活躍するような上手な生徒さんは、片手練習がしっかりしています。いやいや、それこそ両手練習してきてよ!と、教室ではいきなり両手で弾かせます。たどたどしくても、正しいリズムと音で両手で弾けるのです。上手な生徒さんほど間違った時のやり直しの大変さがわかるので、慎重に丁寧な練習になっています。
自宅練習で間違ったりつっかえたりしながら弾いているような時は、片手練習をするように言葉かけをお願いします。いつまでたっても同じ曲で止まっているような場合も、片手練習の徹底が必要です。小学生以下の生徒さんならば、まだまだ保護者の方のサポートが必要です。お子様がどのような弾き方をしているのか、聴いてみてください。
2017/06/21(水)
声に出すことが大事
音符の長さを正しく理解するために、正しい拍子で弾けるようにするために、いつも「数えて弾くように」言っています。心の中で数えるのではなく、声に出して数えることが大切です。生徒さんは、「心の中で数えてる」と言っていますが、本当に最後まで数えてる?曲の途中からリズムが変なんだけど・・・。
途中からリズムが間違っていると言うことは、数えていないからです。曲の最初は心の中で数えていても、だんだん数えなくなって間違ってしまうのです。生徒さん本人は正しく弾いているつもりなので、そのままスルーして弾き続けるのですが、やっぱり、本当にリズムが正しく取れるようになるまでは、「声に出す」ことを徹底しましょう。
今日の写真の楽譜は、小学2年生の生徒さんの楽譜です。楽譜の中に数え方が書いてありますが、私が書いたのではありません。2年生の生徒さんが自分で書いたもの。強制して書かせているわけでもありません。そして、それを見ながら声に出して数えてくれています。だから、リズムの間違いはありません。本当に上手に弾かれます。きっと、ここまで書かなくても、正しく数えれる力はついていると思います。
生徒さん全員に「楽譜に書き込んできなさい」とは言いません。でも、「声に出して数えて弾く」ことは、守って欲しいと思います。初級の生徒さんならば絶対です。これで上手に弾けるようになるのだったら、簡単なことだと思いませんか?早速、声に出しての練習に取り掛かりましょう。
2017/06/22(木)
10分早く来ても・・・
生徒の皆さんは、レッスン時間の何分前に教室に着くようにしているでしょうか?講師側からすると、5分前くらいがちょうどいいのですが・・・。
前にレッスンしている生徒さんが小さな場合は、他の人が入ってくると、その人のことが気になってレッスンに集中できない場合があります。また、小さな生徒さんが必要以上に早く教室に入られる場合は、前の生徒さんのレッスンが終わるのを、じっと待てない場合も。ウロウロするだけならまだいいのですが、レッスン中の私に話しかけてこられても、対応に困ります。やはり、一人一人のレッスン時間は大切にしたいです。
中には、10分以上も早くいらっしゃったのはいいのですが、テキストを忘れている生徒さんも。必要なものを忘れていらっしゃっても、まともなレッスンはできません。10分早く自宅を出る余裕があるのであれば、自宅を出るときに、カバンの中を確認する余裕が欲しいです。ちょっと見るだけで、テキストが入っているのか入っていないのか確認できませんか?
忘れ物はしないことが大前提ではありますが、鉛筆や消しゴム、出席カード、レッスンノートの忘れ物であれば、レッスンに支障がないので構いません。しかし、テキストの忘れ物は困ります。最近、忘れ物をする生徒さんが多いです。自宅を出るときに、カバンの中を確認する余裕を持ちましょう。10分早く着くことよりも大切です。生徒の皆さん、気をつけてください。
2017/06/24(土)
お月謝納入について
今日はお月謝納入についてのお話をさせてください。お金の話は好きではないのですが、大切なお話です。ほとんどの生徒さんには関係の無いお話でもありますが・・・。
ピアノ教室の規約にも記してあることですが、お月謝は、1回目のレッスン日までに納入していただくようお願いしてあります。中には、前月中に持ってきてくださる生徒さんもいらっしゃったり、3ヶ月ごとの前払い(?)で納入してくださる生徒さんもいらっしゃいます。1回目のレッスンでお月謝を忘れたからと言って、うるさく請求することはしていませんが、最近は、3回目、4回目になっても、その次の月に入っても、お月謝の納入がない生徒さんも見られるようになりました。レッスンノートに書いたり、お手紙を書いたりしているのですが、お話が通じないこともあります。ほとんどの方が規約を守ってくださっている中での出来事ですので、3回目以降、お月謝の納入がない場合は、レッスンを受けていただくことをお断りさせていただこうと思います。 ご了承ください。
また、ちょうどの金額で納入をお願いしておりますが、大きなお札が入っているだけのお月謝袋もあって、レッスン中にお釣りを出すことが難しい場合もあります。お互い、気持ちよくレッスンをするためにも、教室規約は守っていただきたいと思います。 教材費の金額についても、あらかじめわかっていますから、納入日までにご用意いただき、お釣りのないようにお願い致します。
2017/06/26(月)
ピアノの向き不向き?
8小節程度の曲を、1ヶ月かかっても合格しない生徒さんがいらっしゃいます。お母様にお話を伺ったところ「この子はピアノには向いていないかも・・・」とおっしゃるのですが、そもそも、ピアノの向き不向きってどう言うことでしょうか?
天才的にピアノを弾きこなす人もいることはいると思います。でも大抵は、努力によって弾けるようになっていくものです。ピアノ教室に通うことが苦痛になっている、嫌いなのにピアノを習わされている、と言う人は、ピアノには向いていないかもしれません。でも、ピアノは好きだけど練習はついついサボってしまう、ピアノは楽しい、と思う人ならば、不向きとは言えないと思います。ピアノの練習が大好きで、1日中でも弾いていられる・・・なんて人はそうそういませんから。練習って嫌いですよね?私もあまり好きではありません。
1日に30分の練習をしているのに、簡単な8小節程度の曲が弾けないのは、単に練習方法が間違っているのだと思います。ただただ弾いているだけ・・・になっていませんか?本当にその曲を練習していますか?昔、本当にあった話ですが、音を出さないでヘッドホンで毎日一生懸命に練習しているのです。ピアノは弾いているので練習を真面目にやっているのかと思ったら、全く関係のない曲を弾いていた・・・と言う話。これでは、練習曲は合格しませんよね。
本当にその曲の練習をしていて弾けるようにならないのだったら、練習方法の間違いしかありません。どこを直さなければいけないのか、意識をせずにだらだらと弾いていないでしょうか?片手で本当に上手に弾けているでしょうか?いつまでも同じ曲で止まっていることは、よくありません。あまりにも同じ曲で止まっている場合は、練習方法の見直しをしてみましょう。
結局、ピアノが好きなのかどうか・・・が向いていているかどうかの分かれ道のような気がします。「好きだけど、上達はゆっくり」でもいいと思いますが、「上達していない」では困ります。練習方法の見直しをして、進んでいくようにしましょう。
2017/06/27(火)
5番の指は特に注意して
ピアノの習い始めから、手の形、指の形はうるさく指導していますから、気をつけて練習してくれる生徒さんが多く見られるようになりました。とても良いことです。今週から、ピアノのレッスンを始める前に「玉ひも」を使って指の訓練をしています。
ひもとループエンドを使って簡単に作成できるものなのですが、これが効果絶大。1回や2回の訓練で効果が続くわけではありませんが、指先を意識するのにはとても良い道具です。指先でループエンドを引っ張ってそのまま10秒静止させるのですが、指も1と2、1と3、1と4、1と5、のすべての指を使って訓練します。もちろん、綺麗な指の形で。この時に、ループエンドをつまんでいる指先がピアノを弾く指の位置になっています。まずは、自分の指先を意識することから始めます。
綺麗な手の形で弾けている生徒さんでも、5番の指はペタン!と寝かして弾いている場合が多いです。1番端っこの指なので、寝かして弾くと楽ですし、どっしりと弾くことができます。でも、これではダメなのです。5番の指であっても指は立てておかなければなりません。
指の筋肉がつくのは小学4~5年生くらいだと言われていますので、大きな音が出なくても構いません。手の形、指の形を気をつけることが先決です。それと同時に、指先訓練をしていくことで指先が強化されますから、しっかりした指を作っていくことができるでしょう。自宅でピアノの練習をする時も、5番の指に気をつけて練習をしていきましょう。
2017/06/28(水)
ゆっくりテンポからの卒業
初級レベルの生徒さんには、まずは音、リズムを正しく弾けるようにする為に、ゆっくりの速さで曲を仕上げてもいいことにしています。それは、正しく弾くことを優先させているからです。速いテンポで弾いていても、楽譜どおりでなければ正しくリズムを理解しているとは言えません。
ただ、いつまでもゆっくりしか弾けないでは困ります。曲にはそれぞれ、弾いて欲しい速さがあります。楽譜の冒頭に速度記号が書いていないでしょうか?速度記号の学習に入った頃、初級の後半に差し掛かってきたくらいには、「ゆっくりしか弾けない」練習から速さを考えた練習にしていくようにしましょう。
スケール(音階)の練習をする時にも、「少し速く弾いてみましょう」と指示することがありますよね?もちろん、ゆっくりで弾けているので指示しているのですが、自宅練習で、少しづつ速く弾く練習を取り入れると良いと思います。当然ですが、指は速く動いた方が曲のレパートリーが増えます。ゆっくり上手に弾けていることに満足しないで、自分の限界に挑戦していくようにしましょう。
新しい曲の練習に入る時に、まずは、曲の速さをメトロノームで感じてみましょう。「こんなに速いのね」でも「この曲はちょっとゆっくり」でも、本来の速さを知っておくことが大切です。ゆっくりで上手に弾けるようになってきたら、少しでも本来の速さに近づけての練習にとりかかっていくとよいでしょう。速い曲は速く、ゆっくりな曲はゆっくりと、正しく表現していきたいですね。